古物営業とは(古物営業法からの確認)

2022年9月28日

1.定義規定について

(1)条文

古物営業法(昭和二十四年法律第百八号)
(定義)
第二条 この法律において「古物」とは、一度使用された物品(鑑賞的美術品及び商品券、乗車券、郵便切手その他政令で定めるこれらに類する証票その他の物を含み、大型機械類(船舶、航空機、工作機械その他これらに類する物をいう。)で政令で定めるものを除く。以下同じ。)若しくは使用されない物品で使用のために取引されたもの又はこれらの物品に幾分の手入れをしたものをいう。
2 この法律において「古物営業」とは、次に掲げる営業をいう。
一 古物を売買し、若しくは交換し、又は委託を受けて売買し、若しくは交換する営業であつて、古物を売却すること又は自己が売却した物品を当該売却の相手方から買い受けることのみを行うもの以外のもの
二 古物市場(古物商間の古物の売買又は交換のための市場をいう。以下同じ。)を経営する営業
三 古物の売買をしようとする者のあつせんを競りの方法(政令で定める電子情報処理組織を使用する競りの方法その他の政令で定めるものに限る。)により行う営業(前号に掲げるものを除く。以下「古物競りあつせん業」という。)
3 この法律において「古物商」とは、次条の規定による許可を受けて前項第一号に掲げる営業を営む者をいう。
4 この法律において「古物市場主」とは、次条の規定による許可を受けて第二項第二号に掲げる営業を営む者をいう。
5 この法律において「古物競りあつせん業者」とは、古物競りあつせん業を営む者をいう。

(2)古物とは

  • 一度使用された物品(鑑賞的美術品及び商品券、乗車券、郵便切手その他政令で定めるこれらに類する証票その他の物を含み、大型機械類(船舶、航空機、工作機械その他これらに類する物をいう。)で政令で定めるものを除く。以下同じ。)
  • 使用されない物品で使用のために取引されたもの
  • これらの物品に幾分の手入れをしたもの

2.古物営業について

(1)古物商

古物を売買し、若しくは交換し、又は委託を受けて売買し、若しくは交換する営業。

ただし、つぎのものを除く。

  • 古物の買取をおこなわず、古物の売却だけを行う営業
  • 自己が売却した物品を、当該売却の相手方から買受けることのみを行う営業

(2)古物市場の経営

古物市場(古物商間の古物の売買又は交換のための市場をいう。以下同じ。)を経営

(3)古物競りあつせん業

古物の売買をしようとする者のあつせんを競りの方法により行う営業。

ただし、政令で定める電子情報処理組織を使用する競りの方法その他の政令で定めるものに限る。