令和3年司法統計年報(家事編)から

1.司法統計年報(家事編)

参考記事(外部リンク)

上記より検索することで、令和3年司法統計年報(家事編)を確認することができる。

以下、「統計情報」とあるのは同年報「第2表 家事審判・調停事件の事件別」を参照したものである。

2.名の変更・氏の変更

(1)統計情報

(2)思うこと

名の変更については平成26年以降は、毎年6000件くらいで推移。
(平成26年はどうしてこんなに多いのか?)

3.相続放棄の申述受理

(1)統計情報

(2)思うこと

とにかく増加傾向である。

相続件数の増加によるものだろうか?
相続の形が変化してきていることによるものだろうか?

4.遺言書の検認

(1)統計情報

(2)思うこと

こちらも増加と考えてよいのだろうか。

検認の件数が増えるということは、自筆証書遺言が増えているということである。

5.遺産分割調停等

(1)統計情報

(2)思うこと

こうしてみると件数は安定している。

遺産分割については、下記グラフもおまけ。
(「第53表 遺産分割事件のうち認容・調停成立件数―審理期間別代理人弁護士の関与の有無及び遺産の価額別―全家庭裁判所」より)

認容又は調停成立件数である。上図は件数。下図は割合。

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